J1 第27節 鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌 カシマサッカースタジアム
この鹿島戦も本来は行く予定に入っていなかったが、今年度は行ける試合が多くない上、秋以降は仕事で土日出勤も多くなりリーグ戦に参戦できるのはこれが最後になるだろうと思われたから、2年ぶりの鹿島遠征を敢行した。キックオフは15時なのに普段仕事に行くのとほとんど変わらない時間に起きて東京駅に向かうも、既にバス待ちは大行列で(他にもイベントが重なっていた模様)、地方への遠征より距離的に近いのにハードルは同等に高いな、などと感じながら高速バスに揺られた。
御神籤で凶を得た鹿島神宮散策を経て、鹿島神宮駅からスタジアムへ。2年前と違いゴール裏での参戦となった今回、前半に進藤の流れの中からのゴールで先制。ゴール裏と反対側でこれをやられると本当に誰が入れたか分からず、やったゴール!誰?チャナ?ロペス?え、進藤!?みたいな気持ちになるが、周りの方々も大方同じ気持ちだったようだ。ゴールを入れたのに笑いがさざなむ選手も他に居ないだろうといったところだが、そんな光景をしれっと生み出すのも彼の能力あってである。
鹿島相手に前半を勝って折り返すという素晴らしい流れも、後半早々にセルジーニョに断ち切られ、1-1ドロー決着。しかし2年前に見た0-3に比べれば、なんと互角に戦えていることか。今日の試合だってジェイと武蔵の両FWを累積で欠いての結果である。去年DAZNから見守った0-0も含め、鹿島相手に白星をあげるのもそう遠い未来のことではないと思わせてくれる、遠路足を運んだ甲斐のある試合だった。
試合後はスタジアム発のバスが混雑するという皆さまの声をいつも通り信じ、鹿島神宮駅まで電車で引き換えしてから高速バスで東京へ。2年前の敗戦の空気感あふれる車内とは違い、確かな進歩と充実感を感じる帰路だった。
入場者数:19,314人
サポシビジター大人