J1 第23節 川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌 等々力陸上競技場

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サッカー初観戦の友人を伴っての参戦。試合開始一時間前の時点でとてつもない豪雨と雷だったけど、雨雲の動きから試合が始まれば何とかなりそうだったのでそのまま競技場へ。浦和での試合は一時間順延になったりしていたようなので、無事開催されてよかった。
等々力へのバス停で我々を土地勘のない札幌組と思ったのか(土地勘は確かになかったのだけど)、隣にいたフロサポらしきおばあさんがバスのこと等をレクチャーしてくれた。元川崎の札幌組には都倉、福森、横山、田中、稲本がいるけど、最近まで川崎に居た福森の記録はやはり新しいらしく積極的に話題に出してこられたので、もう札幌には欠かせない選手です、と返しておいた。
初観戦の友人には見易さよりも迫力が大事と判断し、最前列を押さえた。雨は止みそうで止まず、ちょうど屋根の切れ目だったせいか雨は滴り落ちてくるしかなりシビアな観戦となった。用意した雨合羽も大活躍だったが下半身はそんなにカバーできないので試合が終わる頃には絞れるほど濡れてしまった。それでも楽しかったと言ってくれた友人には感謝の念に堪えないが、実際試合はなかなかのスペクタクルだった。試合内容はもちろん川崎が上なのだけど何度もピンチを凌ぎ終盤までどちらに転ぶか分からない展開に持ち込めたのは、下位チームとしては十分な出来である。十分な出来…なのだけど、やはり、負けたくなかった。下位チームがほとんど負けたので順位に変動はないものの、いつ降格圏に落ちてもおかしくない状態にある。ぶっちぎりの最下位でJ2落ちしていた今までにはない健闘ぶりを見せているが、それでも下から数えて3チームは降格することに変わりはない。


 帰りに寄った居酒屋北海道でコンサポが何人かおり、帰り際にチャントを我々に浴びせながら去っていく若者なども居た。赤黒Tシャツを着たままでいると、こういう変化がある。自分はそこまで騒ぐつもりはない、と心中思うと同時に、どこかこの感じも嫌いじゃないと思う自分もいる。

入場者数:18,342人
メインSS指定(前売)5,100円