J1 第2節 浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌 埼玉スタジアム2002

まだまだ寒い3月頭の試合観戦は、屈指のアウェー埼スタで浦和相手に完勝を飾るという、忘れ得ない試合となった。

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試合開始後、すぐに浴びた山中のフリーキックが大きく枠を外れて札幌の攻撃に転じると、そのわずか数秒後には新加入FW鈴木武蔵の得点が決まっていた。電光石火だった。同じく新加入のアンデルソン ロペスを起点とした一連の流れは、何度でも観たくなるような見事なコンビネーションで、これが札幌の今季一点目となると、期待は否応なく高まった。

その後も浦和を内容的にも圧倒し、チャナティップのパスカット・スルーパスから武蔵の二点目。


後半は若干守勢に回る時間もあったものの、全体的には札幌ペースのまま2-0で試合をクローズ。浦和が新シーズンの準備に上手く行っていなかった面を差し引いても、札幌の歴史にまた一つ新たなページが加わった、そんな一戦だった。二年前に浦和に見せつけられた華麗な攻撃を、同じ監督の率いる札幌が今度は浦和に見せ返す。こんな絵が観られるのもJ観戦の醍醐味とも言えるし、単純な嬉しみだけではなく幾ばくかの苦さを伴うのもサッカーと思う。

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入場者数:41,109人

ビジター自由席