(import) Jリーグワールドチャレンジ2017 浦和レッズvsボルシア・ドルトムント 埼玉スタジアム2002

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DAZNマネーの一環か、Jリーグの中断期間に行われることになった国際親善試合に参戦。ドルトムントは元々好きだし、比較的行きやすい埼玉ということで是非とも参戦しなくてはならない。
残念ながら負傷の香川は欠場だったものの、試合はダレる時間がない大変な好ゲームで、6万人近く入った観衆の雰囲気も後押しして間違いなく今までの観戦で一番面白い試合だった。一時期調子を落としていた浦和もドルトムント相手に本調子を取り戻し、結果的に2-3で破れたものの、どちらに転ぶか分からない試合を演じて見せたのは素直に感嘆。我が軍札幌もいつかはこれくらいの領域に達してもらいたいものである。
周りにいる観衆もなかなか濃かった。左隣に現れた6人組の男女はフェイスペイントまでしている熱狂的なドルトムントファンだったが浦和の実力は全く知らないと見え、興梠に先制点を奪われたときなど「嘘…」と開口絶句しており、いやいやハマれば日本のチームもこれくらいやるよ、と思わず心中つぶやいた。自分は欧州サッカーもJリーグもそれなりに観るようになったけど、この方々のように面白いサッカーを求めてどうしても欧州寄りになってしまう人もいれば、自分が普段参考にしているJリーグに造詣の深いツイートをしている方々も今日2ゴールを決めたエムレ・モルのことを知らなかったと言っていたりして驚いた。自分は全くのニワカだと思っていたけど、意外とそれなりに分かるようになってきたのかもしれない。まぁこれだけ狭く深くサッカーにハマっていれば当然なのかもしれないが。
後ろの席からは英語の会話が聞こえてきたけど、攻守の激しく入れ替わる様にWhat a good game! 大観衆の人数が発表されるとIt's a premier match! などなど、さもあらんといった感じである。帰りの飯田橋駅構内でも欧米人とおぼしき一団がいたが、何故かケルンのモデスト選手のチャントを延々と歌いながら歩いていて面白かった。

入場者数:58,327人
スペシャルシート バックロアー指定席 12,000円

 

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終了後のピッチウォーク。リーグ連覇時の主力スボティッチとヴァイデンフェラーが先導していてちょっと胸が熱くなった。

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香川が先導。地上波でやってたのでご覧になった方も多いかもしれませんね

(import) J1 第15節 鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌 カシマサッカースタジアム

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鹿島までは東京駅から高速バスで二時間ほど。八重洲南口の時点で既に大行列で40分くらい待つ有様で、単に鹿島に帰りたいだけのおばあちゃん二人組が目を白黒させていて可哀想だった。潮来で高速を降りてからも渋滞でなかなか進まず、これが見易さ最高スタグル最高アクセス最悪と言われる所以かと納得。実際スタグルのローストビーフチャーシュー丼やモツ煮がすこぶる美味しかった。一瞬で食べたので写真は無い。
試合は0-3で順当に敗北。開始2分で失点して思わずハァ?と声を出してしまった。

入場者数:20,826人
エストゾーン自由席(前売)2,700円

 

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札幌サポの皆さん

帰りのバスはスタジアム発ではなく鹿島神宮駅まで逃げてから乗った。所要時間的には大差ないけど、隣の席に荷物を置ける程度には空いていたので正しい選択だったかもしれない。
後ろの席で札幌から来たおばちゃん二人組が延々と反省会をしていた。5年前の鹿島戦で0-7で負けたときよりはマシだとか、まあそのくらいしかポジティブになれる要素がなかったのは間違いない。

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思えばここには筑波大時代に一度バイトで来たことがあった。もっともスタジアムの中ではなくて、隣接する公園でのイベント手伝い。夜に今はなきJOMOオールスター戦があったんだったか。イベントには宮本恒靖中山雅史来て、黄色い歓声を上げる一団を押さえるようなお仕事だったと思う。

f:id:batasan:20170723113355j:plain鹿島のチャントは無骨というか、あまりポップなのではなく低い声を延々と繰り返すようなのが多くて、独特の雰囲気があった。

(import) J1 第12節 アルビレックス新潟vs北海道コンサドーレ札幌 デンカビッグスワンスタジアム

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近場の関東アウェー以外にどこか、手頃な一泊旅に合わせて遠征できる場所を探した結果ピックアップされたのがこのアウェー新潟戦。新潟は今季不振で最下位に低迷、前節でも浦和に1-6で敗戦していることもあり、アウェー苦手な札幌が勝つにはここしかないと勇んで乗り込んだ。しかし新潟は監督交代ブーストを発動し元日本代表の呂比須ワグナー監督が指揮、よりにもよって初采配が的中しカウンター一閃、0-1で敗戦。またも引き立て役に甘んじることとなった。

遠征自体は楽しかったのでまたやりたい。今季残った遠隔地で現実的なのは大阪、神戸、広島の西日本方面だが…。

入場者数:19,253人
Sスタンド自由席(前売)2,100円

 

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縦アングルで試合を観るのはウイイレ以来のような気がし

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広場の屋台でいただいた新潟名物イタリアンとタレカツ丼、新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」が美味しかったくらいしか良い思い出がない

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アウェー初勝利が観られるのはいつの日か。足早に新潟を去り、越後湯沢に引き返して温泉に浸かりしばしサッカーのことは忘れた

(import) J1 第10節 北海道コンサドーレ札幌vs大宮アルディージャ 札幌ドーム

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GW札幌出張に乗じて参戦。試合後に仕事があったためスーツで参戦した。両チームともリトリート気味の塩試合となったが、キャプテン宮澤のゴールにより1-0で勝利今季生観戦4試合目にしてようやくの勝ち試合。勝ちを観るのにわざわざ札幌まで来なければいけないのは大変なので、早くアウェーで勝てるようになってほしい。

入場者数:15,498人
サポーターゾーン・コーナー(前売)3,300円

 

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試合終了後のピッチウォーク

(import) YBCルヴァンカップ グループステージ第4節 FC東京vs北海道コンサドーレ札幌 味の素スタジアム

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ヤマザキナビスコカップ改めルヴァンカップ。J1に来たからには一度くらいカップ戦も観ておこう、くらいの緩いモチベーションで臨んだところ、なんとシュートを一本も打てず(!)0-1で敗戦。いくらこちらがサブ組中心で選手層の厚いFC東京とは力の差があったとはいえ、生観戦でこの結果はあんまりである。
この試合は15歳の久保建英のJ1初舞台ということもあり、完全にその引き立て役となった感がある。そもそもカップ戦で客数の少ないミニマムな雰囲気を楽しもうとしていたのに、先の甲府戦より全然多い来場者数なのが笑える。まあゴールデンウィークだしね。

入場者数:19,123人
ホーム自由席(前売)2,300円

 

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昨年8月以来の味スタ。吉祥寺からバスで行けるのを発見してから幾分行きやすくなった

(import) J1 第8節 浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌 埼玉スタジアム2002

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甲府での敗戦から深井の位置(アンカー)に入ったキャプテン宮澤裕樹が覚醒、チーム状態が上がりホームではFC東京も破る勢いのなか、次なるアウェーは首位浦和。このときの浦和はチーム状態が完璧で、前節では仙台をなんと7-0で粉砕する始末(その仙台に札幌は開幕節0-1で負けている)。大量失点を覚悟するとともに、それだけ上手いチームならそれはそれで一見の価値があるだろうと割り切って参戦。
案の定試合は完全な浦和ペースで20分に先制を許すも、34分オフサイドギリギリで抜け出した兵藤慎剛が殊勲の同点弾!


思わず席から立ち上がって拍手を送った。これが私の昨季からの試合観戦でアウェーで札幌が上げた最初の得点ということになる。その後2点を加えられ敗色濃厚となるが、87分に札幌屈指のプレースキッカー福森晃斗が直接フリーキックを叩き込む。丁度自席の真下で描かれた放物線は一瞬現実と思えず、立ち上がって歓声を上げてからゴールに気づくような不思議な体験だった。


残念ながら反撃はここまでで、2-3で敗戦。とはいえこちらも見事な形で2ゴールを上げ、強豪相手に善戦したので悔しさはそれほど無かった。
しかし浦和の攻撃は本当に上手く、かつパスワークが流麗で美しかった。もっとゴリ押しで来るチームのイメージがあったので素直に感銘を受けた。しかもこの後浦和は調子を落とすことになるので、奇しくも一番見応えのある時期のチームを観られたことになる。

入場者数:36,880人
ビジター指定席(前売)3,000円

 

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私のサッカー熱がぶり返したのは2010年南アフリカW杯の躍進が大きかったため、いつか代表戦を観にここを訪れるだろうと思っていたけど、結果的にJの試合の方が先になったのは意外

(import) J1 第5節 ヴァンフォーレ甲府vs北海道コンサドーレ札幌 山梨中銀スタジアム

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J1に上がってもすぐJ2に戻ってしまう札幌において、今オフは昨季J2優勝メンバー大部分の引き留めと、J1各チームからの中堅選手補強に成功。戦力的に下位であることには変わりないものの、私が13年前に関東に出て以来チームの情報を追ってきたなかでは最も「戦える可能性のあるチーム」に仕上がった。
自分のチームがJ1で戦える年がまたいつ来るか分からないので、今季は行ける試合はなるべく参戦することに決めたが、2月の開幕からなかなか予定が合わず、この甲府でようやく参戦。昼に新宿で友人と御飯を食べてから特急に乗り込んだが、サッカー観戦のためだけにわざわざ甲府に行く私を見て少々呆れていた。
前節のホーム広島戦で今季初勝利を上げたこともあり期待していたが、若手の深井一希が開始早々に靱帯断裂で交代するアクシデントもあり、なかなか良い形で攻められないうちに突然のスーペルゴラッソ2発を浴び0-2で敗戦。元より甲府盆地で4月の17時開始ナイトゲームは寒く、最初は気持ちも熱くビール片手に試合を楽しんでいたが強風吹き荒び気温も試合内容も寒くなる一方、分厚いダウンジャケットにマフラー帽子の完全防備、花粉も大量飛散でマスクをつけると見た目はただの不審者、眼鏡は曇り手足は震え買ったビールを半分も飲めないまま、敗戦のホイッスルを聞くやいなや猛ダッシュでスタジアムを後にした。
試合後すぐにバスに乗り込むのは負けチームのサポーターが多いため、甲府駅までの20分のバス車内はどこか沈んだ空気だったのを良く憶えている。

入場者数:10,195人
バック自由席(前売)2,700円